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2011年 01月 03日 ( 1 )

午前十時の映画祭 1

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このブログでも時々話題にしている「午前十時の映画祭」
第一回がもうすぐ終わります。

今週で48週目。
あと3作品を残すのみです。

早々と高知では、 第二回 の開催が決まり、よしこれならと
遅まきながら、ほぼ毎週見ている作品の感想などを
つづってみようと、思い出したわけです。

今回は、47週目「カサブランカ」と48週目「第三の男」です。

モノクロ・スタンダードサイズ(以前のテレビと同じ4:3のサイズ)の名作2本です。
実はスクリーンで見るのは2本ともはじめて・・・

いつものように点数はつけません。
経験上、ほぼ全作品が ★★★★ なのは間違いないですから。

【カサブランカ】
d0162564_17543552.jpg

「カサブランカ」・・・
名作・名作と言われすぎてか、テレビ画面で見たくなくて
(こういうところってありますよね)今まで未見の映画でした。

ボギー(ハンフリー・ボガート)のせりふがかっこいい、
ラストの別れのシーンが切ない、そしてバーグマンがきれい。

こんなところのイメージだけで、敢えて先入観をいれずに見ました。

1943年作ですから、といって古臭くないんですよ。
緊張感あふれるモノクロの画面に引き込まれっぱなしで
103分なんて何に感じませんでした。

恋愛ものですが、完全にハードボイルドです。
かっこいい、男の美学、という感じですね。
真似した映画が、たくさん生まれたことでしょう。

せりふが多いので、吹き替え版でも今度見てみますが、
ボギーのあの独特の、投げやりなだみ声が聞こえないと
ちょっと違うだろうなぁ。


【第三の男】
d0162564_1755613.jpg

昔、ビデオでカラーライズ版「カサブランカ」が発売されたことがありました。
見てはいないんですが、見てみたい気もしました。

ですが、この「第三の男」だけは、モノクロでなければならない映画です。
史上最高の「モノクロ映画」といえるのではないでしょうか。

それほど、光と影の陰影をうまく使った映画はありません。
一こま、一シーンごとが、マンガのコマ割りのように
構図が決まっています。映画の教科書みたいな映画です。

上映時間105分の中に詰まっている内容は、
今の監督に撮らしたら、きっと150分ものの大作にしてしまうでしょう。
(ただだらだら長くしたしまうだろう、の意味です)

無駄なシーンがひとつもない、完璧な画面構成と
無声映画の音楽を創造させる、アントン・カラスのチターの音楽は絶品。
監督キャロル・リードも冴え渡っています。

映画の要素すべてを詰め込んだ、外国映画モノクロ最高傑作と僕の中では
定義付けられてしまいました。

by lawrence1107 | 2011-01-03 18:13 | 映画マイラブ