人気ブログランキング |

2010年 11月 29日 ( 1 )

独断と偏見の映画評 69

おかまいない方は、応援してください・・・。
↓ をポチッと、1クリックお願いします。

人気ブログランキングへ


★★★★・・・絶対見るべし 
★★★・・・一見の価値あり
★★・・・悪くはないけれど・・ 
★・・・私は薦めない 
☆・・・おまけ

【雷桜】
d0162564_8324493.jpg

精神を病んだ徳川家の嫡子と、
山の中で育てられた、天狗と恐れられる娘の恋物語。

時代劇の「ロミオとジュリエット」と銘打って宣伝していましたが
残念ながら、消化不良に終わってしまいました。

悲劇性を出すなら、もっともっと二人の性格付けと背景を丁寧に描くべきで
将軍家に生まれたから、孤独で病んだ、
事情があったから、人に預けて山の中で育った、
という、「身分の差」だけでは、感動にはいたれません。

カメラ・アングルも凡庸で、似た構図ばかり。
「十三人の刺客」の稲垣吾郎・残虐殿様を見た後だけに
岡田将生の病んだ殿様も凡庸に見え、
山育ちを表現するために、粗暴に振舞う蒼井優の華奢な体には
設定の真実味が感じられないし、そんなことで、結構退屈でした。 ★


【ゴースト もういちど抱きしめたい
d0162564_8333422.jpg

1980年の大ヒット作、「ゴースト-ニューヨークの幻-」の30年ぶりリメイクです。
前作を見たとき、日本の「幽霊」「亡霊」が怖く描かれるのに対して
アメリカのコーストは、こわくないというのが宗教観の違いとして
驚いたことでしたが、今度の舞台は「幽霊」の国、日本・・・

怖くないのは、いいんです。
怪談よりは、魂が見た現世という視点は、このところ当たり前だから。

韓国人の陶芸家を目指す青年と知り合う、150億以上の売り上げを
誇る大会社の女社長に、松嶋菜々子。これが全然描きこみ不足で、うそ臭い。
陶芸家にも、現実味を感じさせないのは、もう脚本の弱さでしょう。

松嶋が不慮の事故で死に、ゴーストになって、その殺人に関する
陰謀を見てしまうが、ゴーストだから、手も足もでない・・・しゃれです。

そこに偽の霊媒師が登場して。という筋書きです。
霊媒師に扮する、樹木希林だけは、よかったですよ。

事件を追う刑事の、感情のない、棒読みせりふ・・・
悪口描きすぎと言われそうなほど、どうしようもなく、
感動シーンを音楽で盛り上げようとするだけの
レベルの低い映画はもういいよ、って感じ。

リメイクに頼らず、自分の頭で考えよう。  ★


今回は、悲恋映画2本立て、大コケでした。

d0162564_991065.jpg

お口直しに、今日はこれを見に行きます。
マイ・ベスト10の中に入る娯楽名作「大脱走」173分堪能してきます。

by lawrence1107 | 2010-11-29 09:03 | 映画マイラブ