2013年の本読み その7
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『やせれば美人』
この本は面白かったですよ。
結婚した頃は、158センチで50キロ前後だった奥さんが出産の度に
太り続けて、ついには80キロ越えへ。よくありそうな話です。
そして出てくるダイエットという、女性の必須アイテムのような言葉とブーム
それについて、1章一つのダイエット方法とそれに対する結果、
そして考察が入るという面白いエッセイです。
男性の視点に男性読者は頷けようし、女性読者は「あー、私もあるある」と
同調意識を持てるのもこの本の楽しみの一つです。
月刊女性雑誌に毎月載るダイエット特集の秘密とか、
結局のところ、ほんとに効いたダイエットはないだの、俗説は本当かなど、
読者を刺激することを忘れません。
英和辞典でdietを引くと、痩せるという意味は載っていないなどと興味は付きません。
そしてタイトルの「やせれば美人」の深さがよくわかります。
『短歌のレシピ』
歌人・俵万智さんが、1章に一首優秀作を選び、各賞で2つの作品を添削指導して
こういうふうにすれば、同じ言葉を使っても、味わいが深くなるなどの
「プロの手の内」を惜しげもなく披露してしまった、これまたいける作品です。
鑑賞として、優れた歌のどこがいいのか
どう手を加えれば、厚みがますのかなど
先を想像しながら気楽に読めて、結局、
「やっぱり、プロには勝てないわ」と思ってしまう腕がすごいですね。
手の内こんなに見せても大丈夫?
マネできないから大丈夫よ、ほほほ、という声が聞こえてきそうな本でした。
『回文堂』
これまた、絶対真似できない本です。
上から読んでも、下から読んでも同じ意味で、語呂の組み合わせになる言葉を
作っては、絵を入れて本にしたという気の長い話の本。
「何時でしょう」「4時出んな~」
「浮気に突進、嫉妬賑わう」
「みのもんた、普段物見」
「素敵、カエル煮る絵かきです」
なんて文が60本近く載っているだけなんです。
さらさらと読むだけなら、20分もかからないでしょう。
でも、どうやって考えたんだろうと思いながら読むと時間かかりますよ。
そういう人のために「回文が出来るまで」というエッセイが4編書かれています。
本を作るというのは、一筋縄ではいかないものなんですねぇ。
【今日のタカヒロくん】
ディーンさんのシャンプーやマッサージを担当させていただき、
懸命に英語でコミュニケーションを取ろうとしていました。
その懸命さがいじらしく、みんなの人気者なタカヒロくんなのでありました。
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by lawrence1107 | 2013-11-08 18:11 | 活字かつじ中毒