こんな映画もありました その9
↓ をポチッと、1クリックお願いします。
人気ブログランキングへ
何位に居るのかご覧ください。 ↑ なおの応援お願いします。熱気を込めて、ポチッ。
★★★★・・・絶対オススメ
★★★・・・一見の価値あり
★★・・・悪くはないけれど・・
★・・・私は薦めない
☆・・・おまけ
※本編の内容に触れる個所がありますから、観られていない方は、ご注意ください。
こっちのDVDが映画を観直すコーナーにも、★をつけることにしました。
見られるかもしれない時の、参考になるかな?と思いまして。ただし、あくまでも独断と偏見です。
『真晝(昼)の決闘』
1952年のモノクロ・スタンダードサイズ85分の西部劇作品です。
面白くないだろ、と思われがちですが、その緊迫感たるやただ事ではありません。
なにせ、映画85分の中で、始まるのが10時35分、終わるのが12時と、ジャストタイムで
実際の時間と、映画の中の時間が同時進行していくのですから、驚きです。
今日で保安官を引退して、結婚式を挙げているシーンから始まります。
二人で、街を変えて、別な人生をと用意していたさなか、5年前に逮捕した極悪人が刑を減軽されて
街へ戻ってくる列車が12時に着くとの報がはいります。
復習におびえる街のみんなは、自警団を組んで戦おうとしない。
保安官は、もう「元」だから逃げればいいものを、街のこれからと自分のために戦おうとする。
誰一人もの協力を得られず、1対4の決闘に死を覚悟して、のぞむ男。
このサスペンスと、決闘のシーンがたまりません。
それまでの人間模様も、無駄なく描かれ、何重にも主人公を孤立させます。
この名作はぜひ観てください。レンタルあり、★★★★
アカデミー賞主演男優賞をゲーリー・クーパーが、
またAFIアメリカ映画ベスト100で33位にランクされてます。
『007死ぬのは奴らだ』
今年50周年を迎えた007シリーズの8作目です。
ショーン・コネリーがボンド役から正式に引退(あとで「ネバー・セイ・ネバー・アゲイン」で復活しますが)
してから、3代目のロジャー・ムーアが初めて出たボンド映画です。
個人的には、主題歌のポール・マッカートニーとウィングスの「LIVE AND LET DIE」が
大好きなもので、それだけが凄いよ、という程度の映画なのですよ。
弱点だらけのボンド映画なんです。
①ロジャー・ムーア=ボンドが、手探りでボンド像をどう演じようか悩んでいるのが良くわかる
②ストーリーがハチャメチャ、ブードゥー教、タロット占い、ブラックパワー、感じさせる時代です
③アクションも、冗長。ボートチェイス、列車内でのラストファイト、ジャマイカの事件、
そして映画サイズも1:1.85のビスタサイズ。全部1,2作目の焼き直しなのです。
④コミカル過ぎて、スパイアクションよりも娯楽アクションに変わってきた作品です。
三男が見てて、「タイトルバックがエロい」と。当時の高校生はこれが目当てだったんだもの。
レンタルあり。 ★★
『千夜一夜物語』
手塚治虫さんが、劇場アニメとして大人向けに放った「アニメラマ第一弾」(2作目は「クレオパトラ」)です。
1969年作、日本ヘラルド配給という洋画系列で公開しました。
公開当時、小学生6年生だったので、劇場へは入れませんでしたが、
「アラビアンナイト」のアニメ化として、いろいろ想像をたくましくしたものでした。
今回初めて、DVDで観て、虫プロが社運をかけて作ったというアニメって、このぐらいのものだったのか
と驚いてしまいました。世界の通用する劇場アニメとして作られたのに、それは、ディズニーの
手書きアニメなどとは違う動きつまり、1秒20~24枚程度の絵を動かすというのには程遠い予算での
過酷な映画作り、だったのでしょう、きっと。
アニメはそのころ、後とも向けと相場が決まっていたので、「大人向け」として大ヒットしたのですが、
アニメの完成度としては、物足りない動きでした。
ただストーリー展開などは、さすが手塚さんというようなところもあり、面目躍如しています。
2作目「クレオパトラ」の方が、完成度は高いと思います。
レンタルがないのが残念です。 ★★
『忍者武芸帖 百地三太夫』
1980年の東映作品。
「燃えよドラゴン」でカンフー映画に火がついたのが、1973年。
日本にそのアクションを伝えたのが、サニ千葉こと、千葉真一。その弟子筋に当たる
真田広之の主演アクション映画です。
秀吉に仕える忍者不知火一族が、伊賀忍者百地一族に攻め入るところから映画は始まり、
百地の御曹司・鷹丸は海へと逃がされる。そして中国でカンフーを身に付け20年後に帰国する。
不知火一族への復讐、徳川の服部一族との戦い。
忍術アクションというよりも、アクロバチックなアクション(だから無駄な動きも多い)を見世物に
娯楽映画の巨匠で「トラック野郎10作」を撮り終えたばかりの、鈴木則文監督がさばきます。
見せ場はたっぷり、娯楽の要素がたくさんあり、気楽に楽しめる映画ですが、当然
「こなんなのあり?」というようなところも多々あります。
真田広之、志穂美悦子のアクションは見所ありあり、です。
レンタルあり、 ★★
おかまいない方は、応援してください・・・。
↓ をポチッと、1クリックお願いします。
人気ブログランキングへ
何位に居るのかご覧ください。 ↑ なおの応援お願いします。熱気を込めて、ポチッ。
by lawrence1107 | 2012-11-19 06:35 | 映画マイラブ