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独断と偏見の映画評 110

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★★★★★・・・なにを置いてもスクリーンへ走ろう ←新設しました
★★★★・・・絶対オススメ 
★★★・・・一見の価値あり
★★・・・悪くはないけれど・・ 
★・・・私は薦めない 
☆・・・おまけ

※本編の内容に触れる個所がありますから、観られていない方は、ご注意ください。


【鍵泥棒のメソッド】

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タイトルから見たらねどんな映画かわかりませんが、
内田けんじ監督の作品が初めての方には、レンタルで「アフタースクール」を
ご覧になっていただいてから、監督の手法を知ってから見ていただくと、より面白さが深まると思います。

病気の父の為、花嫁姿を見せてあげたいと「結婚します」と宣言してしまった女性編集長に広末涼子、
お金も地位もなくやる気をなくして、首つり自殺を謀るも紐が切れて生き残る売れない役者に堺雅人、
そして、大仕事をした後血痕を洗い流すために先頭に立ちよって、転んで頭を打ち記憶をなくしてしまう
殺し屋コンドーに、香川照之。

この3人が繰り広げる、コメディーです。
一筋縄ではいかない張った伏線と、おさめ方の見事な脚本は内田監督の独壇場です。

風呂場での転倒で、鍵を飛ばし、好感してしまった堺雅人は殺し屋コンドーの人生を歩み
(何しろ金があるから)、記憶をなくしたので、風呂の鍵にあったものから住所氏名を探り
しがない役者として人生を始める香川照之。
その香川に惚れてしまい、結婚を決意する広末涼子・・・

一寸の無駄もありません。
小道具も、冴えます。ナイフ、人生記録ノート、鉄砲、猫、血のり袋等々・・・

二転三転する内容をどう収めるかと、気をもんでいたら
最上のラストを用意してくれている嬉しさ。

エンドロールが出ても席を立たないでくださいね。  邦画初の、★★★★★



【白雪姫と鏡の女王】

独断と偏見の映画評 110_d0162564_1163598.jpg

なぜか白雪姫ブームなんですね。
継母に当たる鏡の女王と、白雪姫、ピンチに救出する七人の小人、ノー天気な王子様。

完全なコメデイ作品ですが、女王をジュリア・ロバーツが演じ、楽しみまくって怪演し、
初登場では「眉太っ、濃ゆっ」で可愛くなかった白雪姫がだんだんかわいく見えてきたりと
見所はたくさんあります。

中でも七人の小人のアクションシーンと、人形を使った語りのシーンはおみごとでした。
一気にハッピーエンドに持って行くまでに、間抜けなキャラを全体が演じているので
真面目なアクションシーンまで、コミカルに見えてしまうのが成功かもしれません。

白雪姫伝説は、永遠の母親と娘、老いと若さ、そして白馬の王子が現れるという幻想として
不滅なんですね。   気楽に楽しんでください。  ★★★



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by lawrence1107 | 2012-09-29 12:33 | 映画マイラブ