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独断と偏見の映画評 103

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★★★★★・・・なにを置いてもスクリーンへ走ろう ←新設しました
★★★★・・・絶対オススメ 
★★★・・・一見の価値あり
★★・・・悪くはないけれど・・ 
★・・・私は薦めない 
☆・・・おまけ

※本編の内容に触れる個所がありますから、観られていない方は、ご注意ください。

「しあわせのパン」が高知でも上映中なので、再度取り上げます。


【しあわせのパン】
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大泉洋と原田知世が夫婦役?だいぶん歳の差があるはずなんだけど・・・・
と思うもつかの間、映画の独特なムードに乗せられて、そんなことどうでもよくなりました。

「めがね」や「かもめ食堂」、「食堂かたつむり」のようなテイスト。
違うのは、男が主人公に居ること・・・。

北海道の洞爺湖のそばにある、パン屋さんのカフェには、いろんな人が集まります。
みんな「いい人」ばかりです。でも、その分なにか心に傷みを背負っています。
それを癒していくのが、焼きたてのパン。とても美味しそうなパンは「しあわせ」を運びます。

夏の客、秋の客、厳しい冬の客、と3章あって、エンディングは春・・・
優しさは、人の傷みがわかる人だけに与えられるという実感が涌くような映画です。

「語り手が誰だったのか」が、最後に分って、ますます「ほっとする」映画です。 ★★★



【アーティスト】
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ご存じ、先ごろのアカデミー賞を作品、監督、主演男優、衣装、音楽 の5部門で制した無声映画です。
そして基本無声映画ですから、フランス映画でも、英語でもおかしくはないという意表をついています。
(アカデミー作品賞は英語の映画しか獲れないんですよ、知ってました?)

映画の粋という粋を全部集めて、1本にしたようなハッピーな映画なんです。
そして、無声時代の映画をよく研究していることには驚きですし、
モノクロ・スタンダードサイズの映画で、お手本になるだろう
「サンセット大通り」なんかも、かなり研究したようです。

この映画がすごいところ①
階段のシーンが多い。映画がトーキー(越え入りの映画)になって、
主人公が落ち目になるほど、下るシーンが多くなる。
そして、新進女優ペピーとすれ違うシーンでも、止まったら必ず彼が見上げる形になっています。

この映画がすごいいところ②
音楽はサイレント映画にも付いていましたが、それをうまく利用して軽快にストーリーを運び、
効果音も擬音も、セリフもも雑踏も音としてあるものの使い方が、抜群。
特に、主人公が一言だけしゃべるセリフの妙・・・

この映画がすごいところ③
モノクロ映画なのに、色彩に凝っていて、主人公の服装の色が、心情を表現するという
モノクロならではの工夫をしています。

自信満々のスターだったころの服は、基本、黒。
段々落ちぶれていくほどに、色が薄く、浅くなり、服もみすぼらしくなっていく。
そしてカムバックしたとき、また輝く黒なんですね。


映画の持つ、楽しさ、哀しさ、恋愛、嫉妬、行き違い、アクション、そしてハッピーなエンディング・・・
犬のアギーの名演とともに、観ていただきたい1本です。

1点だけ注文を付けると、往年のサイレントは、エンドマークのあとだらだらと名前が出ませんでした。

初の ★★★★★ を進呈します。


【マリリン7日間の恋】
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マリリン・モンローが絶頂期に、イギリスに招かれて「王子と踊り子」という映画に出ました。
その時にあった「7日間の隠された恋」を描いた作品です。

ちなみに、「王子と踊り子」はマリリンの個性まるでなしで、駄作なのですが、その理由が
この映画でよくわかるという、映画ファンにはたまらない映画なんです。

セクシー女優というバリューで、ハリウッドで有名になったモンローも30歳。
演技派への脱皮を図りたいさなかに、イギリスの名優・サーの称号を持つローレンス・オリビエから
共演のお呼びがかかり、期待して出向くも、与えられた役は、役作りの必要のない踊り子の役。

マリリンの失意は、期待が外れたことと、3番目の夫アーサー・ミラーが帰国したこと・・・
不安定なマリリンは、撮影をほったらかしたり、遅れたり・・・・
奔走するサード助監督との間に、束の間のロマンスが生じます。

この描写が、さらりとして、べとつかず、マリリンらしい感情のふりで好感ものです。
アカデミー主演女優賞の「そっくりさん対決」と言われた「マーガレット・サッチャー鉄の女の涙」の
メリル・ストりープには破れましたが、自然なそっくりぶりには、驚きました。

後味爽快な、青春ドラマのような映画でした。 ★★★




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by lawrence1107 | 2012-04-15 07:08 | 映画マイラブ