午前十時の映画祭 4
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第2回の「午前十時の映画祭」3、4本目は、
「青春のダスティン・ホフマン」と題して上映された行われた2本。
【卒業】
これは有名な映画です。
何がって、サイモンとガーファンクルの曲を効果的に
映画の中で使った、当時の斬新な曲使いがまず第一。
中学生のころ、一所懸命「スカボロー・フェア」を英語で覚えたことを思い出しました。
そして、花嫁掠奪というコミカルだけど、ショッキングな
アメリカン・ニューシネマの一群らしいエンディングの「非常識」
教会から逃亡するときに、十字架をつっかい棒にした、
というのが当時、物議を醸しだしていました。
あのころは「新しい価値観」だったのに、40年経って観てみると、
懐かしい、という気持ちにさせられるのは「なぜ・・・」
よく見てみると、ホフマンの心の揺れを表現したシーンの数々に拍手。
これもまた無駄のない映画でした。原題「卒業生」
<span style="line-height: 1.2;">【真夜中のカーボーイ】
「真夜中のカーボーイ」はビデオでもDVDでも観ていない映画でした。
こういう、暗めの映画は劇場でないと観られないんです、僕は。
奴と出会えました。1969年度のアカデミー最優秀作品賞作。
監督賞もとっています。
ペテン師のホフマンと、テキサスから出てきてニューヨークで一旗揚げようとする
カウボーイ姿のいなかっべの、底辺でもがき苦しみ、新天地マイアミを目指す物語。
タイトルは「midnight cowboy」なので、「真夜中のカーボーイ」って
直訳じゃないの、と思われていますが、実はこのころ
まだ西部劇というジャンルが映画としてあったころ。
そして、マカロニ・ウェスタン(イタリア製の銃撃・暴力的西部劇)が始まったころ。
西部劇と間違われないようにするため「カウボーイ」でなく「カーボーイ」にしたということ。
これ実話です。
「カーボーイ」って、クルマっぽくて、ニューヨークって感じするじゃないですか。
初めて観て、「よかったです~」これぞ、映画ですよ。
やっぱり、この企画素晴らしいですよ。
ホフマンも「卒業」の1年後とは思えないすごい演技ですが
対するジョン・ボイトにすごい。
今も活躍している二人、ますます好きな俳優になりました。
二人とも同時に、アカデミー最優秀男優賞候補になりました(ともに取れずでしたが)。
by lawrence1107 | 2011-03-05 17:44 | 映画マイラブ