ビジネス・集客・仕事観
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3冊の新書を読みました。
今回は、趣味の本ではありません。
仕事・ビジネス・生き方・考え方に関係する本です。
【お客様の「特別」になる方法】
「買いたいのスイッチ」を押す、という言葉を作った著者の新しい本です。
価格で、規模で、立地で勝負できない企業をどうやって
「売り上げが上がり、利益が確保できる会社にしていくか」を実践した例を
満載した、読めば「うちもやってみようかな」と思わせる本です。
著者は「お客様との絆づくり」というグループを主催し、
数々の「成功店」を作り出しています。
その事例を見れば、派手な宣伝活動が売上・利益を生むのではないと
いうことがよくわかります。
「あなたの店で買いたいんです」と思っていただく
マーケティングをしましょうと、提案し続けています。
絆がある人が、商売していれば、応援したくなるでしょう。
その人にいろいろいしてもらっている人は、その人から「買う」でしょう。
価格だけではない、「それ以上のもの」には人はお金を惜しまないという
非価格の法則も伝授していただけます。読んでよかった、と思える本でした。
【気にするな】
「島耕作」シリーズや、「黄昏流星群」などの連載やほかの分野でも
今も大活躍中の、漫画家・弘兼憲史さんのエッセイです。
好きなことを仕事にしているから、続けられる。それが幸せ。
でもその根底には「偉ぶらない謙虚さ」「人のことを考えて心を配る」
ことの大切さをサラリーマン時代に学んだということ。
(サラリーマン時代は、松下電器本社の企画部)
編集者への気配り、妥協しない姿勢、いい意味のマイペース、
くよくよ考えない、いろんな体験を仕事に生かす、気楽に生きる・・・
等々、成功者だからというのでなく、自然体から繰り出されるフレーズに
一流を続けていける人の「ぶれない心」を見た気がします。
【「戦う組織」の作り方】
東京都知事への出馬を表明し、注目を浴びている、ワタミ・グループの会長
渡邉美樹さんの著書です。
50歳にして会長に退いた勇気ある決断をした、渡邉さんの今後は?
が気になる内容でしたが、次のワタミグループのするべき事を広い視野で考える、
という内容だったと思います。いよいよ、出番ですね。
一国会議員で活動するより、渡邉美樹さんなら、都知事がよいと僕は思います。
「部下に120%の仕事を与え続ける」
「降格も辞さない、ただし人格を否定せず、チャンスは与え続ける」
「自分の家族に食べさせたい食、行かせたい学校、入れたい病院、介護施設を作る」
「世界でいちばん゛ありがとう゛が集まる会社」
たくさんのメッセージが残った本でした。
紹介してくれた、藤田さんありがとうございます。
by lawrence1107 | 2011-02-16 11:54 | 活字かつじ中毒