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午前十時の映画祭 2

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第一回「午前十時の映画祭」もこの2本で終了。

2本とも、日本では、長すぎたためか初公開時に20分程度
カットされて公開させた映画の完全版です。

49本目「アマデウス」はディレクターズ・カット版3時間1分、
50本目「ライトスタッフ」は完全版3時間13分という長尺の作品。

この完全版というのが、いいんですよね。
監督が作りたかった、こう見せたかった、という心がビンビン伝わってきます。

【アマデウス】
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ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト、これが かのモーツァルトのフルネームです。
ミドルネームをタイトルとしたこの1986年の作品は短縮版でもアカデミー賞を
作品賞・監督賞・主演男優賞・作曲賞などたくさん取った得品です。

天才だが、素行にも言動にも女性にも、品性のないモーツァルトを
才能では負ける当時のオーストリア宮廷作曲家サリエリの視点から描く映画です。

まず、脚本展開がすばらしい。
当時の雰囲気を再現した美術がすばらしい。
音楽と一体になった、流れるような映画の中で<モーツァルトの死>の謎へのアプローチがすごい。

演技合戦・監督の冴えがすごい、とすごすぎる映画でした。

初めて観た、27年前には判らなかった、大人の世界の人間模様・・嫉妬や羨望
という概念もよく理解できたし、才能と努力の差から来る辛苦の物語も
よく理解できました。圧倒的な映画でした。

アカデミーの主演男優賞にモーツァルトとサリエリを演じた二人の俳優が
ノミネートされて、サリエリ役の男優が最優秀賞を獲ったのも納得できました。

【ライトスタッフ】

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この映画も懐かしく、土電会館(今はなき、どでん西武)にあった
テアトル土電の見上げる大スクリーンで見た映画です。

レーザーディスクが全盛の頃、ドルビーサラウンドが自宅で楽しめるという
ホームシアターもどきの、4.1チャンネルを30過ぎの頃、家で何度
見聞きしたことか。

はじめてみた、完全版は長いけれど、これまた素晴らしかったです。

空をめぐる男の映画(音速パイロットと、次世代の宇宙飛行士)ですが
飽きるところなく、一気にいっちゃいました。

当時カットされていたシーンが、これまた素晴らしく
無くても意味は通じるものの、あれば、心理的対比が浮き上がるという趣向。

観てみると、その男たちを支える女たちの映画でもありました。
ともに、いわずもがなの、★★★★  ですね。


50週にわたって上映された第一回午前十時の映画祭はこれにて終了。
うち47本鑑賞。  2週間空いて、2月から第二回が始まります。
楽しみですね。

by lawrence1107 | 2011-01-16 09:21 | 映画マイラブ