カテゴリ:活字かつじ中毒( 49 )

今年は本を読むぞ その⑧

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『僕は馬鹿になった』

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ビートたけしさんの、詩集です。

ああいう破天荒な人ですから、ビートたけしな部分と、世界の北野的な部分が

ひとりの人間から出ているものなんだぁ、と実感できる不思議な詩集です。


    「芸人」

  湿った演芸場の舞台で、客に、他の芸人に
  自分にまで、喧嘩を売っていたあのころ
  何にそんなに苛立っていたんだろう
     そして
  名が売れ、仕事が増え、金を持った今
  俺はまだ、何かに喧嘩を売っている


こういうのがあるかと思うと、


   「夫婦」

  入院していた父が死んだ
  母は淡々と父の体を拭き
  葬式の準備をしている
  父に長年苦労させられ
  子供達の為に骨身を削って
  働いてきた母だから
  無感情なのは当然だと思う
  急に、母が泣き出した
  夫婦には
  子供には分からない絆があるのだろう



・・・・どうです?


『ハゲとビキニとサンバの国』

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地球の裏側のブラジルと日本の考え方の違い、どこの国と出でもあるだろう

カルチャーの違いを、ハゲ、ビキニ、サンバという観点から切り下しているのが面白い。

「ブラジルではハゲが持てるというのは、本当か?」

「リオのイパネマには、スラリ&グラマーな紐ビキニのおねーさんばかりなのか?」

「1年の稼ぎをカーニバルに使うというのは本当か?」

などという、いかにも日本人が先入観で思っているかもしれない謎を実際に解き明かしてみる

というルポスタイルが面白く読めます。


逆にブラジルの人たちは、日本を今でも忍者の国だと思っているとか

いろんな俗説で、ありえないようなことを解き明かしてくれます。

タイトルだけの、興味本かと思っていたら、どこからそういう誤解や思い込みが生まれているのかまで

解明してくれていて、そうか、そういうことでこういう誤解になるのか?というようなことがわかり

とても楽に読めて楽しい1冊だったのでした。


『やなせたかし 明日をひらく言葉』

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いまでこそ、やなせたかしさんは、漫画界の長老。

アンパンマンの生みの親、「手のひらに太陽を」の作詞者として、93歳現役という

面白い人物として印象づけられていますが、アンパンマンがブレイクしたのは

氏が50歳を越えてから、の事なんです。

それまでの苦労も話の中に決行出てきます。

名作絵本「やさしいライオン」誕生秘話なども・・・・

左ページを、氏の多くの著作から、短い言葉を取りだし、

右のページ1ページで、そのころのエピソードが書いてあるという構成で、すごく入ってきます。


   生きていることが、理屈なしに大切なのです。
   今日まで生きてこられたのなら、
   少しくらいつらくても
   明日もまた生きられる。
   そう思って、とにかく生きてみる。
   そうやっているうちに、
   次が拓(ひら)けてくるのです。
       ―――本書P.40、『絶望の隣は希望です!』より


勇気凛々じゃありません?




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by lawrence1107 | 2012-08-06 06:01 | 活字かつじ中毒

今年は本を読むぞ その⑦

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『父・手塚治虫の素顔』

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長男の映像作家=自称・ビジュアリストの手塚眞さんが書いた、父親の知られざる側面。
手塚ファンの僕としては、とても気になる本でした。

伝説には聞く、手塚治虫の生活ですが、あくまでも報道やドキュメンタリーなので
ナマの人間に触れた感じではなかったのが、この本を読んで、
人間味のある手塚さんに、出会えたような気になりました。

あまりに超人的伝説の多すぎる、手塚治虫さんだけに、天才の中の人間を見て
ほっとしたというのが、この本の一番の感想です。

家庭人としては失格だったようですが、天才の家族になってしまった幸運を
ポジティブに描いていくいくつものエピソードが、ひとつひとつの作品を想起させ
とても楽しい読書の時間でした。



『男の背骨』

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高知出身の作家、山本一力さんの気骨あふれるエッセイ1冊。

まさしくタイトルそのものな、内容でした。
「男の背中」なら、見せられますが、背骨までは見せられません。
背骨をぐらつかせない、生き方をしようよ、という山本流の主張です。

山本さんのエッセイには、このタイプの肩ぐるしい文体で、「・・・べき」論的なものと
気楽に読める、家族が登場するものがあります。

後者の方が人間・山本一力が出ていて、好きなのですが、こういう本もつい読んでしまいます。
似た年代の、高知の「いごっそう」の文脈が、案外と好きなのかもしれません。



『ザ・クレーター』

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手塚治虫さんのマンガです。
でも、全2巻を、小説を読むがごとく、考え、味わい、楽しみながら、じっくりと 精読しました。

当時は、少年チャンピオンに不定期連載された1篇が30ページ
前後の不思議な話シリーズです。
全体に統一性はありません。

コメディも、スポーツものも、時代ものも、タイムスリップものもあり、全体ではSFです。
オクチンという少年が主人公ということだけが、共通点ですが、全編に登場するわけでもありません。
タイトルの「ザ・クレーター」は最終話「クレーターの男」にだけ、関連していますが
これは、きっと、アポロの月着陸が実現した翌年の作品ですから、そうなったんだろうと思います。
そして、ひとの心の「裂け目」に潜む「なにか」を自由に描きたかった頃・・・

この連載終了のあと、週刊誌化された「少年チャンピオン」で、「ブラックジャック」で復活します。
一時、虫プロの倒産やらで、スランプだったころの手塚作品です。
ある意味居直って、好き放題描いているのが、その前後の作品から見てわかります。



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by lawrence1107 | 2012-07-09 06:23 | 活字かつじ中毒

今年は本を読むぞ その⑥

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『複眼の映像』  16冊目

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この本は、日本一の脚本家、橋本忍さんが書いた遺書のごとき
魂のこもった、巨匠・黒澤明論です。

「羅生門」「生きる」「七人の侍」という累世の傑作の共同脚本を書いた初期から
「影武者」「乱」「まあだだよ」の最後3本にいたる巨匠の変化、それを盟友はどう見たか。

共同脚本と言うシステムは、今はほとんどありません。
あの名作たちを作り出した脚本が、どのようにして書かれていったのかは物凄く興味がありました。
橋本さんの第一稿があって、それに基づいて、変化をつけていく形で作られた前3作。
こられは大成功を収めています。

ですが、3人で集まってゼロから作り上げていく第一稿なしでの作業は
「悪い奴ほどよく眠る」「蜘蛛巣城」「隠し砦の三悪人」など、決して大成功と言えない作品が続きます。

起死回生の「用心棒」「椿三十郎」、「トラ!トラ!トラ!」で監督降板をさせられて
「デルス・ウザーラ」で復活するまでの、秘話など、興味尽きないエピソードばかり。


そして集大成「夢」への批評・・・

とにかく、生々しい内容ですが、文章が流麗過ぎてやめられません。
レビュー21件のうち満点★★★★★が17件という、レベルなんです。

黒澤明の映画に賭ける情熱と、その裏側に潜む挫折や停滞を見事に描き出します。

この本は宝物です。


『白いパイロット』  17冊目

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手塚治虫さん中期の少年向け漫画です。
運命の悪戯で、一人の子どもが二人に複製されてしまい
そのうちの一人が、王子として、もう一人が奴隷として育ちます。

奴隷して育った大助は、地下から抜け出し、戦闘機ハリケーンを強奪して
「白いパイロットむとして、正義のために戦うという冒険アクションです。

手塚さんは、簡単に読めば邯鄲ですが、40数年ぶりに読み直すと
テーマは結構深いものがあります。

子どもには、ストーリーで楽しませ、大人にはテーマでうならせる・・・
これがあるから手塚さんは、きっといまだにトップの漫画家なんです。

手塚治虫記念館に行きたくなってきました。



『タイムマシンはドラム式 バブルへGO!!』   18冊目

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5年前に上映された映画のノベライズ本です。

1990年の3月にバブルがはじけるのを、タイムマシンに乗って
止めに行くというライト・コメディです。

当然、今から見れば、あんなものが流行っていて、
あんなものができたばかりだったり・・・今当たり前にあるものがなかったり
という、お約束のギャグはそれなりにあります。

映画はそれなりに面白かったんです。
ビジュアルが懐かしいからもあったでしょう、流れる音楽もそうです。

小説はそうは行かないので、説明っぽくなる植えに、ノベライズ本は
映像を説明的に文章にしただけですから、他の小説や分掌から見たら
スイスイ進むけれど、浅いんです。

やはり、ちゃんといた小説を読もうと思ったしだいです。



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by lawrence1107 | 2012-06-08 00:01 | 活字かつじ中毒

今年は本を読むぞ その⑤

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年間100冊読むぞ、と気勢を上げたものの、5か月めでまだ5回目。

1回3冊載せていますから、まだ15冊。先は長いぞあと85冊・・・。

大丈夫でない、超スローペースであります。

実は、進行形の本が、だいたいほぼ5~10冊はあるんです。



『聞く力』

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発売されてもう2か月たつと思いますが、今もベストセラーです。
それだけ「読みやすい本」だと言えるでしょう。

インタビューアーとして、週刊文春で「あの人に聞きたい」を連載している著者・阿川佐和子さんが
経験を踏まえて、聞かれる人が「話したくなるツボ」を見逃さない術を
事例をふんだんに取り込み、面白く書いたもの。

実名がたくさん出てきますから、臨場感があって面白いんですよ。
決して「聞き方講座」みたいな、話術やインタビュー術の本ではありません。

肩の力を思い切り抜いて、読めば、。いつの間にか、
「聞き出すって、こういうことなのか・・・・」と感じるような本ですね。

キャッチコピー、「2秒間の・・・・・・・で、人間関係が変わる」これはかなり、的を射ています。


『PL学園OBは、なぜ
       プロ野球で成功するのか?』

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著者はPL学園時代の甲子園優勝投手。
そして、巨人で投げ、抑えも経験したピッチャーです。

PL学園野球部出身で、プロで活躍した(している)、11人の有名選手を
インタビューして、各章にひとりずつ登場してもらい、PLの思い出、
甲子園でのエピソード、プロに入っての活躍とその舞台裏を書きだしています。

目新しいのは、先輩・後輩・同級生としてインタビューしているところで
ジャーナリストが感じられない体験者のコメントが同化できるところなんです。

ところがそこが、インタビューした選手の考えを述べているのか、自分自身の体験を
述べているのか区別できにくいところが、随所にあり、書き手としてはまだまだだね
と感じさせました。

PL学園の3年間で得たものは
① 忍耐の精神
② 周りを見て自分が何をすべきか、常に調和とタイミングを見る
③ 感謝する心

の3つだと、ほぼ答えを揃えます。

野球関係者は、ぜひ読んでみられたら、と思います。
だって40人になんなんとする、プロ野球選手-それも一流がほとんど-を輩出した学校なのですから。



『西部劇への招待』

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著者は「6人のガンファイター」
6人の西部劇大好きメンバーが、繰り広げる「ウェスタンの魅力」読本です。

近頃、DVDで西部劇にはまってみていますから、鑑賞指南に大いに役立ちますが、
多くはDVD化されていない現実にも気づかされます。

日本の時代劇と同じく、「あるテーマ」を描こうとするとき以外は必要なくなったジャンルなんですね。
でも、こよなく愛する人がいるのは、チャンバラやガンファイトの爽快さ、
そしてそれに至るまでの人間ドラマが、極限だからでしょう。

好きでない方には、全く必要のない本ですが、好きにはたまらない本です。

ちなみに、僕の西部劇ベスト10です。


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by lawrence1107 | 2012-05-23 10:19 | 活字かつじ中毒

どうなっているんだろう?

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大丸の東館の5階、6階の食堂街が無くなって、宮脇書店がオープンしたよ

という話は大抵ご存じだと思いますが、郊外の本屋さんと違って、行ってない。

「どうなんだろう?」という疑問をよく聞きます。入ってみました。

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1階からエスカレーターで、ずっと上がれます。

すごくリッチな気分になれ、都会の本屋さんに行っているような気がします。

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5階のフロアの入り口には、店内マップが出ています。

こりゃ、なんでもそろいそうだぞ・・・。

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5階のフロアです。

通路も思い切り広く取って、すれ違いやすい。本が見やすいですね。

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文庫の平積みコーナーには、新刊やベストセラー作家のコーナーが作られています。

平日の午後でしたから、人は多くはありませんでしたが

いろんな欲しい本がありましたよ。

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エスカレーターで6階へ上がると、コミックスなどの売り場です。

実に広々として、いい空間ですが、5階へ降りるのが階段でした。



こんな感じで、きっと夕方の仕事帰りの人たちが本を選びに来るんだろうなぁ・・・

ピークTIMEがいつになるんだろう?なんて考えながら、1冊買いました。




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by lawrence1107 | 2012-05-20 07:11 | 活字かつじ中毒

今年は本を読むぞ その④

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年間100冊読むぞ、と気勢を上げたものの、4か月終わってまだ4回目。

大丈夫でない、超スローペースであります。


『強く生きる言葉』

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岡本太郎さんを初めて知ったのは、当然ですが、僕らの年代は大阪万博の時。
太陽の塔は、その中でもシンボルとして、とても印象に強く残っています。

芸術家・岡本太郎の「強く生きるための」言葉を集めた本です。

読んでいると「天才と言われる人」ほど、あくなき情熱とあきらめない心を
持っていることに気づきます。

「夢は逃げていかない、自分があきらめるから、逃すんや」は清原和博のことばですが、
それ並のインパクトある言葉が、次から次へと繰り広げられます。

「天才は、99%の努力と1%の才能である」と小学校の時に教えてくれた同級生が
天才に見えたように、天才は周りにいるのに、コツコツ、コツコツ努力を継続しているんだろうな
と改めて思うのです。

パワーをもらえる1冊です。


『SILENT LOVE』

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五木寛之さんほど、同時代で長く影響を受け続けている作家は見当たりません。

ずっと第一線で、活躍しているうえに、ベストセラーをどんどん出す。
興味の方向も歳と共に移ろい、それがまた時代と実にマッチしている・・・

僕らの世代は「青春の門」シリーズ、「四季・奈津子」の4部作で、目覚め
その後に、トレンディーに走る五木さんの小説を読み、映画化を観、テレビ化で影響を受ける。

そして、生き方・考え方のの本で、40代、50代をすごし、
「古寺巡礼」「親鸞」で信仰というものを学ぶ・・・。

そんな五木さんの中期の童話みたいな本。

文字が大きいので1時間で読めます。
なんとなく、わかったような。分らないような・・・

「四季・奈津子」の思いもよみがえりつつ、それから後の「生きる力」「大河の一滴」
あたりへのつながりが作品の中から、感じ取れます。
僕らにとって稀有な作家さんであります。


『志の輔、旅まくら』

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亡くなった談志の一番弟子である、志の輔が、落語の前に長~い、まくら話をするそうな・・・

まくら話というのは、本題に入る前の前置き噺なんですが、
これを集めて1冊の本にしたという、すぐれものです。

どこから読んでも、面白い。
好奇心が素晴らしい。
話芸とは、こういうものかと感心しきり・・・

小難しい本よりも、楽しめたためになる本を読んだなって感じです。


さぁ、ぼつぼつピッチを上げて、20冊を目指そうかねぇ・・・


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by lawrence1107 | 2012-05-05 07:11 | 活字かつじ中毒

今年は本読むぞ その③

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年間100冊読むぞ、と気勢を上げたものの、3か月終わってまだ3回目。

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『夫婦公論』

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この本は、何度読み返したことでしょう。
結婚当時から、今まで読み返した回数は間違いなく1位の本です。

日本でも唯一の夫婦で「直木賞受賞作家」な二人、
「愛の領分」の藤田宜永さん(執筆当時はまだ受賞していませんが)と、
「恋」の小池真理子さんが、夫婦エッセイという暴挙に出たまことに楽しい本です。

一つのテーマに対して、二人がリレーエッセイを書くという趣向は
二人ともが一流の作家だからできることで、丁々発止のやりとりは、
「この坂を越えて」夫婦に辿り着くんだろうな、ということがよく判る本です。

男の見方、女の見方を、それぞれがよく判るように解読してくれます。
ははん、女性はこう見るのか、が判ると、仕事にも家庭にも活かせ、
男の発想に「うん、判るよ。その通り」とついつい相槌してしまいます。

もう20年近く前の本ですが、今でも通じる男と女を解読する本です。
ぜひ読んでみてください。集英社文庫より。



『麒麟の翼』

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ベストセラーをコンスタントに出版する日本一の売れっ子作家の
「自称ベスト」作品(帯の惹句=キャッチコピー)の作品で、映画化もすでにされました。

映画は、どうして「こういう展開になるの?」フェアな展開じゃないでしょ、
と思わせるラストの事件解決と思わせてしまいましたが、原作もほぼ同様でした。

そう考えると、実際のミステリーは、以前のように犯人当てゲームではなく、
「どうしてこの犯行にいたったのか?」に重きが置かれるようです。
それなら、裏に潜む作品のテーマは成功していますし、タイトルとも合います。

ミステリーが推理小説から、どんどん離れていっているようです。


『四季・谷内六郎』

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1300点もの週刊新潮の表紙絵から、厳選された隠れた名画の発掘作業でした。
新潮文庫の「谷内六郎・四季」の6冊は僕の宝物でもありますが、
絶版になった今、それにもれた作品の中で厳選されたものを集めた
「四季・番外編」という味わいのもの。

谷内さん独特の視点の、詩とも言える解説散文がとても魅力的で
1ページ1ページ、ひと言ひと言を大切にしてしまいます。

これだけペースを落とさず、幼い思い出を書き続けられたということに
まず感嘆し、僕らにとっても懐かしい風景や叙情につい、時間を忘れたり
さかのぼったりしてしまいます。そんな魅力のある作家さんです。




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by lawrence1107 | 2012-04-07 07:07 | 活字かつじ中毒

今年は本読むぞ その②

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年間100冊読むぞ、と気勢を上げたものの、2か月終わってまだ2回目。

こりゃ、(ためになる)マンガも含めなければムリなペースに早くもなってきました。

さて、第2回も3冊です。


『あなたが動けば、人は動く』

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読みやすい作家という意味では、№1の呼び声も高い中谷彰宏さん。

「〇〇な習慣50」シリーズは物凄い数で出版されています。

その中でこの本、リーダーであ流人にはもちろん、チームプレイで動く人たちにも
しっかり入る50の法則が、書かれています。女性に人気の作家さんです。

タイトル付けも上手いです。

そして平易な文章の中にきらりと真理を突くことば。
読み飛ばしも出来る、深読みもできる、そんな貴重な作家さんです。

50のうち30も使えるのがあれば、儲けものです。
ハズレの20は、50にするために添えられたものなのか、
レアな人たちには必要な項目なのか・・・

でも基本、自分からの働きかけが大事なんですよね。


『ザ・ベストテン』

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TBS で約12年間走り続けた、火曜ヒット番組の草分け「ザ・ベストテン」を
立ち上げから終幕までディレクター・プロデューサーとして支え続けた山田修爾さんが綴った記録の本。

この番組は『ザ・ベストテン前夜祭』(1978年1月12日)が黒柳・久米コンビの司会スタート。
正式の最終回(1989年10月5日)は4代目の黒柳・渡辺・柄沢トリオが主に司会を担当しました。

というほどの長寿番組で、都合605回、僕の21歳~32歳の青春から独身最後の年まで放送し、
まさに僕たちの「青春の歌番組」として、君臨したものでした。

その週のベストテンを正直に公表し、出られない歌手には中継で出てもらい、
生中継が故のいろんなハプニングも含めて、ハラハラドキドキの50分だった記憶があります。

男性司会者は変わりましたが、女性司会者は黒柳徹子さんだけ。
海外から中継司会なんていうのも、この番組が初めてだったようですね。

個人的には、巻末についている12年間すべての週の「ベストテン」が載っているのが嬉しい。


『県庁おもてなし課』

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数年前、高知新聞に連載された、高知県出身の有川浩さんの高知県を舞台にした小説です。

今回、新聞連載時以来に読み返してみましたが、印象が違って感じられたところがいくつか。
◆新聞には毎日挿絵が入っており、人物の顔も出てくるので、映画的に想像できてスクリーンに浮かんだ。
◆次への展開が待ち遠しく、どうノンフィクションをフィクションに近く収斂していくのか、たのしみだった。

そんな楽しみは、日々の連載でないと無理ですね。

高知県庁に実在する「おもてなし課」を舞台に、繰り広げられる、公務員という枠から飛び出たくて
仕方ないのになかなか出られない人たちと、それを不思議ととらえつつも応援して高知を観光県に
しようと、協力していく人たちの、ラブファンタジー付き、コメデイタッチの観光小説です。

有川浩さんのタッチが好きかどうかは、小説への嗜好に拠るところ大でしょうが、
公務員3年めの主人公の成長小説としては、軽く読めます。

「もてなし」とは、自分の家に大事なお客さんを招くようなもの、という結論が新しい気付きなのかどうかは
議論の余地があるとは思いますが、これ以来、高知は「観光立県」に力を入れています。

巻末の付録インタビューを見たら、分りますが、かなりのあらすじは作者の実体験のようです。
そう思って読むと、作家の発想法やねどうやって作品が生まれてくるのかという観点で見られ
また趣向が増しますね。


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今日は三男くんのバースデイです。



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by lawrence1107 | 2012-03-10 11:45 | 活字かつじ中毒

「職場の教養」の読み方

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リグレッタの朝礼では「職場の教養」がよく読まれます。

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これが今読んでいる3月号です。

いろんな読み方が出来る深い本です。

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あるスタッフは、この文を取り上げて、みんなと共有しました。


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あるスタッフは、この文章を取り上げました。

そうです。

リグレッタでは、日付にこだわらず、自分が読んで共有したいものを、ことを読んで言葉にします。

今日の当番の誰それはどれを取り上げるだろうと、先読みするのも楽しいものです。

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タイトルが「職場の教養」というだけあって、

示唆に富んだ、普段聞かない言い回しもふんだんに、

そしてボキャブラリーも豊富に、読み仮名もついていて、読み違えない・・・

という親切な本であります。

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バックナンバーも、たくさん置いてあります。

話の宝庫であり、文章作りのネタ満載だからです。

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そして、岡崎さんバースデイ。おめでとうございます。


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by lawrence1107 | 2012-03-09 11:41 | 活字かつじ中毒

「ぞま」の本

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この彼と、
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この本。

結びつきますか?  実は・・・

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彼が書いた本なんですって。

「ぞまの本」って・・・?

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こんな詩集です。

いい言葉が、たくさん並んでいます。

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サイン本が好きな僕は、さっそく書いてもらいました。

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即興で、これだけすらすら書けるということは、心の引き出しにいっぱい言葉が入っている証拠。

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「見かけによらず・・・」と謙遜する彼、橋本哲宏さん。

なんで「ぞまの本」なのって聞くと・・・・


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ベナンの国から、日本に来て活躍していた、ゾマホンに似ているからなんですって・・・・

だから「ぞま」の本。

 この本も中味は濃くて、なかなか良かったですよ。


橋本さんの本職、いや俗世間での仮の姿かも・・・高知ファイティングドッグスの応援事務局のスタッフです。


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by lawrence1107 | 2012-02-20 07:18 | 活字かつじ中毒