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新世界は「別世界」

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昨日に引き続き、通天閣下、新世界探訪の続きです。
どど~んと、新世界の真ん中にそびえる「通天閣」どちらの角度もなかなかイイですね?

さて、今日は伝説の映画館、新世界国際と、新世界地下についてです。

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こんな風に、この建物の中に2軒の映画館が入っているんですね。
なぜ気にかかっていたかというと、もう33~37年前の京都での大学生時代から
新聞で観ては、「安さ」「豪華なラインナップ」「そして毎日オールナイト」という
広告に魅かれていたからであります。

でも新世界というイメージがなかなか京都からここまでは足を運ばせてくれなかったのですね。

それが、近頃見ても、まだ同じキャッチなんですよね、驚きました。
もちろん値段は、あのころのように300円というわけにはいきません。
京都にも京一会館という素晴らしい名画座が有って、
2~4本立てで、250円~300円。入れ替えなしで深夜までというところが
ありましたが、今はもう残念ながらありません。

映画業界の小さい映画館が生き残れる条件が思い切り狭まった中での
この生き残りは、観客もあり、映画館も生き残りの努力をしているという意味では
素晴らしいことなのですよ。

「時は移れど、悪(ワル)は悪(ワル)!SF活劇3本立て」

素晴らしい、キャッチです。

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両館の入場チケット自販機です。
いかにも怪しげな感じですが、新世界では違和感がありません。

国際は、1,000円。地下は800円。

夢のような値段です。
そして何回でも出入り自由というフリーさ、ええ加減さ。素晴らしい。

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国際の時間表です。
朝の9時40分~翌深夜というより明け方の5時半まで、約2時間の映画を3回ずつ以上。
これでそれなりに入り、人件費を抑えれば成り立つというわけですね?

3本立てのラインナップもごく最近の映画ばかりですから、
推定デジタル化されている可能性も高いのですよね?

浅草に似たタイプで上映している映画館がありましたが、確か最近閉館したのではなかったでしょうか?

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近くにあった飛田東映の立て看板。
割引デーや早朝・夜間はは500円になったり、毎日朝は9時~オールナイト。
この立て看板を見たら、古い映画が断然多いのですが、
比較的映画に詳しい僕から見れば、よだれモノのラインナップなのであります。

この近くにあるのでしょうね?

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地下劇場のポスターです。
キレイで、ポルノ映画館の常識を覆す内装らしい。
カップルシートもあれば、トイレも男女別にあるという画期的なものですね。

女性の方が近頃は結構多いというのを新聞で観ました。
確かに、アダルトビデオを観る男性は多いでしょうが、そう即物的ではないポルノまたは
ピンク映画には、ストーリーがあり笑いがありますから、ある程度面白いわけですよ。

分らんでもありません。

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近くの正面には大衆演劇の小屋がありました。

いま上演中なのも歌あり、踊りあり、芝居ありの人情悲喜劇なのでしょう?
どのぐらいのサイクルで、一座が回るのでしょうか?

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違う一画には、ワールド・スパ世界の温泉なんてところもありました。
如何にも大阪。

心底、昭和な新世界の街、一日どっぷり浸かって過ごしてみたい街でした。



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by lawrence1107 | 2013-06-06 14:03 | しょーもない気づき