2013年の本読み その3

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『仲代達矢が語る日本映黄金時代』
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ちょうど高知新聞の夕刊に「達の記」という連載が始まって、仲代達矢さんに注目していたところに
「永遠の人」という、仲代達矢さんが木下恵介映画に招かれた作品を見てしまったタイミングと
合い、この本が新聞の書評で取り上げられていたので、自然と購入してしまいました。

著者は、春日太一さんになっていますが、喋りを構成したという意味では、仲代さんも共著と
言ってもいいぐらいの存在感なのです。

大スターとしての地位はないものの、あらゆるタイプの映画であらゆるタイプの巨匠監督に呼ばれ
舞台と映画を60年間ずっと両立してきた、巨人だということを改めて見直しさせられました。

そして、出演作のかなり多くを見ていることにも驚きました。
最初は高校生の頃、黒澤映画の「用心棒」「天国と地獄」で印象をつけ、
大学時代には「人間の条件6部作」一挙上映なんてイベントに出て、9時間半見続け、
その後はリアルタイムで、「華麗なる一族」「不毛地帯」という大作へと。

そして「影武者」「乱」・・・・。

仲代さんの生い立ちから、巨匠たちとの仕事、今の映画界に対する苦言まで
頼もしく一気に読めます。素晴らしい本だと思いました。


『小さな美容室が大きな美容室に勝つための5つの法則』
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これは美容室版の「もしドラ」でした。
美容室バブルの時代(1995~2005年ぐらい)に当たった店を多店舗化したものの
大手チェーン店や、低価格店にやられ、スタッフは辞め、自分と奥さんだけになるという
辛苦をなめたころ、ある紳士と出会い、ランチェスターの法則というものに出合い
それに忠実に店を変えて行っていると、段々独自のサービスができる自分らしい店になれ
大きさに負けない店を創れたという、実話なのに、寓話の構成を装った物語。

著者の講演会に行くために事前の予習として読みました。
これも3時間で一気読みできましたが、書いてある内容は一気には出来ない濃いことでした。

ランチェスターの法則、それに立ち戻らなければなりません。


『祭ジャック・京都祇園祭』
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年に1、2冊は読みたくなる不思議な魅力の西村京太郎さん。
作品のペースは落ちず、いまだ作家マネーランキング1位を独走中ですってね、すごいんです。

作品の質が落ちないのもすごいです。
それは、初期の社会派的問題作の視点は薄くなったものの、
この作品にしてからが、京都の祇園祭を舞台に「爆弾を仕掛けた」という脅迫状から
一気に叩き込ませて読ませる話術には見事なものがあります。

大学時代を過ごした京都が舞台だということが、読むきっかけになったのですが
祇園祭の歴史やしきたりに関する調査の濃さは半端ないもので、
それが犯罪にいちいち関わってくるので、素晴らしい構成力だと言うしかありません。

社会的問題ではなくても、犯人像に必ず「いま」が入っているのがこの人のすごいところです。
やはり、中盤からはたたみこまれて、一気に終わってしまいました。
また半年後あたりに1冊読むのかな?



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by lawrence1107 | 2013-05-06 06:05 | 活字かつじ中毒