2013年の本読み その1

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『風の払暁』

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「風の払暁」=かぜのふつぎょう とは読めますが、聞いた事もない単語です。
国語辞典で引くと、「もう少しで夜が明けきろうとするころ」とあります。
なるほど・・・

満州を舞台にした小説が好きでした。
五味川純平さんの「人間の條件・全6巻」や、なかにし礼さんの「赤い月・全2巻」などです。

でもその多くは、敗戦前から始まり、敗戦までの栄華と敗戦の時の混乱、を描くもの。
前者は見えない戦争の中で「人間とは」と闘い抜いた戦士の物語で、後者は
引き上げてくるまでの満州をリアルに描いています。

どのようにして満州国が誕生し、朝鮮との諍いの背景や
日中戦争から敗戦にまで至ったのかを書いた小説には巡り合えていなかったため、
この長編のサブタイトルの「満州国演義」にはしびれました。

今、この本は7巻まで進んでいます。
昭和3年に始まり、7巻では16年。
敷島家4兄弟の、それぞれの戦争と国とのかかわり方を、4つの角度から描きながらも
否応なしに、戦争の流れに巻き込まれていく、すごさがひしひしと伝わってきます。


期待に違わず、重厚な内容で、実在の人物が縦横無尽に表れては、
敷島4兄弟と絡みながら進む、という展開にはまっております。
次は2巻目。早く次が読みたい、こんな気持ちにさせられた小説は、久しぶりです。

2週間に1冊、間に2週間はさんで、7カ月で読破しようと企んでいます。


『間抜けの構造』

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ビートたけしさんの、ベストセラー。

タイトルからして、行けてます。
人間関係でも、漫才でも、映画でも必要な「ま=間」について、考察し、毒舌でぶった切る
「間抜けな人たち」の行状を描きます。

たけしさんの本は、浅く読めば簡単だし、深く読めば哲学的でもある。
彼の映画とある意味同じです。

そんなに急ぐなよ、みなさん、そして日本、という「たけし笑い」が聞えて来そうです。
よく売れる本だと思いますが、中味もしっかりしていますよ。


『山中先生に人生とiPS細胞について聞いてみた』

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理科の化学や物理が苦手な人【=自分の事】にもわかる、
ノーベル賞受賞者の山中伸弥先生の、唯一の自伝です。

驚くほどわかりやすく、親しみやすいのに驚きます。
外科医なのに手術が下手で、研究畑に行った理由など、微笑ましいものがあります。

iPS細胞というものが、世の中の役に立つために特許も取らなかったという先生の人柄が
にじみ出てくるような、人生訓や物事を成し遂げるということには、人との出会いや運が
モノを言い、手柄は自分のものでしないですよ、という下りが新鮮です。

後半には、インタビューが付いていて、iPS細胞の問題点や、これからどのように医療に
役立って行くのかが分かるようになっていて、中高生にもぜひ読んでもらいたいな、という本に
仕上がっています。

こういう発明(発見)というのは、偶然と、必然の重なりだということもよくわかります。





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by lawrence1107 | 2013-02-17 06:47 | 活字かつじ中毒