あれこれ、よん読 9

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『秘密』
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今や飛ぶ鳥を落とす勢いの、東野圭吾さんの作品中でも「ベスト3」の評判が高い小説です。

二男くんが「学校の先生が面白いき、読んでみぃ」と言われて読んで、
積ん読だった僕も「ほな、読んでみよか・・・」と読み始めた次第・・・。

このころから東野さんは、犯人当て推理小説から、広義の意味でのミステリーを書き始めましたから
これも、犯人当てではありません。

スキーバスの事故で、妻と娘を一度に失ったと思ったが、奇跡的に娘の命は助かるが、
娘の心の中には妻が生きていたという、ホラーみたいなミステリーです。
もちろん、ホラーではないので、「入れ替わり物」の常道のちぐはぐな人間関係や言動で
ユーモラスな感じを出す反面、女の子から女へと成長していくカラダと精神のバランスや
これも亡くなったバスの運転手の過去などを描き、ただのミステリーでは終わらせません。

タイトル「秘密」は、親子(夫婦なんだけど)だけの秘密から、いろんな秘密に発展してゆき
最後の「秘密」が明かされるにあたって、感動を覚えずにはいられません。
ちょうど観たばかりの映画「情婦」のラストと酷似しており、こういうエンディングが名作の
秘密なんだな、と納得した次第・・・


『本の運命』
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タイトルを見ると、インターネットに押されて、ほんはこれからどうなっていくのか・・・というような
内容を想像してしまいがちなのですが、そこはわが敬愛する井上ひさしさん、そんなのは書きません。

蔵書でアパートの床が抜けたという伝説の持ち主の井上ひさしさんの蔵書は13万冊だったそう。
月に数百万円もの本を買ったこともあるらしい・・・

生まれ故郷の山形の小さな町に、「井上ひさし図書館」を作ることになってやっと数えたそうで、
その幅は底知れず、値のつけようのないほどの価値のある本もあるらしいんです。

井上ひさしさんが、いかにして本に目覚め、どのように本を読み、どのように取り入れ整理し
作品に生かしていくのか、「井上流本の読み方10か条」は常人には真似のできないことながら
参考になることばかり。仕事に役立つんですよ。井上さんの仕事は物書きだから・・・。

結論的には、親が本を読まない、家に本らしい本が1冊もないような課程からは、
本好きのこどもは出てこないということ。

天国でも、大量の本を読んでいらっしゃることでしょう・・・・。


『俺はその夜多くのことを学んだ』
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三谷幸喜さんの絵本のような小説のような、独り言本。

「1冊を20分で読みました」といいたい人や、今月1冊も読んでない、せめて1冊ぐらい
という人には、すぐに読めていい本ですよ。

童話でもなく、台本でもなく、小説というにはあまりにも展開が変で、
ブラックユーモアかな、一番近い表現は・・・・というような本です。

おとなの絵本(変な意味ではなく)といえば、いいのでしょうか。
三谷節の「くどさ」「長回し」「繰り返し」「ダジャレ」などがさく裂していきます。

結局「何を学んだのか」、よくわからない本でした。




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by lawrence1107 | 2011-12-06 16:39 | 活字かつじ中毒