誤用していませんか?

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ちょっとだけ、日本語にこだわる僕としては、氾濫している「バイト敬語」はもちろん
敬語の間違いや、慣用的な言葉の誤用がとても気になります。


中でも100人中90人以上が誤用しているだろう

「的をえた意見」 というのがあります。

日常的に誤用の乱用されていて、訂正しても、「ええやんか、みんな使っているし」と、
片付けられそうな言葉なので、気の置けない人(これも間違わないでね)だけにしか指摘しません。

的は射るものであり、えるのは「当」なんです。

的を射た意見、当をえた感想、のように使うのが正解です。



そんな誤用しやすい、または誤解だらけの言葉をまとめた本がこれ。

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タイトル買いすると、たいてい失望します。
タイトルは完全にミスです。

「間違いやすい日本語事典-知らないと恥をかく誤用ことば-」な方が
売れる売れないは別にして、中身を正確に表しています。

この「デキる人は『喋り』が凄い-勝つ言葉、負ける言葉」だと
ビジネスでの言葉で、差をつけ売れる売れないのハウツー本みたいです。

でも、中身はというと・・・・・・



【とんでもございません】
「とんでもない」で一語なのに、それを省略したら意味が通じません。
だから「とんでもないです」なら正解ですが、丁寧に言おうとすると
「とんでもないことでございます」が正解ということになります。(P.52より)

【話のさわりだけでも・・・】
「ベストセラー本」を読んでいて、「まださわりしか読んでないから・・・」と聞いたとしたら
「え、ちょっと読んで、しょっぱなから『最も面白いところ』を書いてあるのか?」という
あり得ない本のことを表すんです。

「さわり」は、「プロローグ」のことではありません。
曲にイントロがありますが、「さわり」はイントロのことではなくて
「さび」といわれる部分のことなんです。
映画や小説だったら、盛り上がるところ、クライマックスと言うあたりのことなんです。 
ですから、ミステリーのさわりを聞いてしまったら、もう終わりですね。

「初めの部分」ということではなく「一番盛り上がる部分」のことを言うのです。(P.42)

【弱冠23歳にして世界一に・・・】
弱冠は「若冠」と書くこともありますが、もとは弱なんです。
弱とは、古代中国の二十才の元服=成人のことを表します。
そのことから、二十歳以下の人が、弱冠〇〇歳にして、といういい方が始まりましたが
原則二十才までを弱冠と言っていいのです。

「弱冠二十五歳にして、こうして選挙に立たせていただくのは・・・」のは間違い。
若輩者というのも、本来は「あなた様より若造ですが」という意味ではなく
「まだ二十才にも満たぬ若造ですが」というのが本来の意味なんです。

ですから、そういう言い方をしたければ
「まだ二十三歳という若造(世間知らず)ではございますが」といえばいいんでしょうね。(P.116)


【耳ざわりがいい】
この言葉を漢字で表記すると、すぐにわかっていただけると思います。

「耳障り」なんです。「耳触り」ではありません。
触って気持ちのいい耳ならば、耳触りでもいいんですよ。

後者なら問題はないのですが、前者ということは「耳に障る音」という意味で
もう「騒音」なんです。だから、それが良い訳がありません。

言うならば「耳に心地いい」「聞こえよい」という表現の方が、聞きやすいですね。(P.16)

【小春日和は春ではない】
小春日和というと、春先のあたたかい日というイメージがありますが、本来は
「冬のはじめの頃のぽかぽかあたたかい天気」という意味です。

「小春」は陰暦の十月を指す言葉で、陰暦では十、十一、十二月が冬でした。
「五月晴れ」の今の五月のことではなく、梅雨の合間の晴れ間のことですから
六月のことなんですね。(P.20)


このシリーズ、気に入った方がいらっしゃいましたら、
「デキる人は敬語でキメる」
「デキる人は説明力をこう磨く」
「デキる上司は褒め方が凄い」

と、続編がありますが、全般的にタイトルと内容が合致していません。

ただ、うんちくが好きな方には、いろいろ気づいて面白い本かもしれません。
つまり、僕には面白かったです。



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by lawrence1107 | 2011-06-17 12:40 | 活字かつじ中毒