「もしドラ」 本・映画・アニメ比較+1000回目
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【もしドラ・単行本】
200万部売れたというこの本。去年の春ごろからブームになったと思います。
(本の内容はというと)
敏腕マネージャーと野球部の仲間たちが甲子園を目指して奮闘する青春小説。高校野球の女子マネージャーのみなみちゃんは、マネージャーの仕事のために、ドラッカーの『マネジメント』を間違って買ってしまいます。はじめは難しくて後悔するのですが、しだいに野球部のマネジメントにも生かせることに気付きます。これまでのドラッカー読者だけでなく、高校生や大学生、そして若手ビジネスパーソンなど多くの人に読んでほしい一冊。
(説明のコピー)
◎小説としては、文章も構成もキャラクターの描き方も二流、いや三流でしょう。
◎でも、出版不況と言われる今に200万部とはすごすぎる。
◎視点がよかったのか、表紙がかわいかったのか。
◎きっとAKB48を主催する秋元康氏のノウハウが著者・岩崎夏海さんにあると思ったら
同じ事務所に所属していたという事実。映画化の配役でも証明済み。
◎普段本を買わない人に買わせた。
◎1冊買って読んで誰かに、進める(あげる)ために買った。(僕は計4冊買いました)
◎決して文章力がある方の作品じゃないから、文を読みなれている人には「難解」だが、
読みなれていない人には「易しい文章」であった。
◎自分のまわりのいろんな事にも「ドラッカーの考え」が使える、と思わせるのが
一番の売れた理由だと思われる。クラブ活動、人間関係、家庭の仲、会社のこと
自分の会社、チーム、仕事・・・それぞれに。
【アニメ・もしドラ】
タイトルからしてこうだもんね。もう「もしドラ」で通じちゃっているんですよ。
タイトルバックは、こういう絵が出てきます。
ドラッカー氏の「マネジメント」も、あれから30万部売れたとか・・・
主人公みなみはこんな顔でした。
単行本の顔とはやや違いますね。
そして、監督は「こんな熱血でイケメンでクールなら連いていくでしょうが」
と突っ込みたくなるような、カッコよさ。原作無視状態ですね。
テレビアニメの最終回のラスト近くのシーン。
アニメらしい演出と、くどさが見え見えの最終回でした。
【もしドラ・映画】
みごと、映画化されました。
さっそく見てきました。
2時間5分があっという間でしたよ。
登場人物に血が通っていなかった、単行本とアニメに
初めて、人間味を感じられたのが映画版でした。
ドラッカーさんも登場してきます。
みなみはドラッカーの講義も聞いてしまいます。
映画2時間5分のうち、決勝戦までが1時間5分で決勝戦のドラマだけで1時間を使っていました。
それは大成功だと思います。
この映画を観て、ドラッカーを学びたい人は居ません。
どんな映画にして、誰がどう演じてエンタテインメントになっているのか、これが
観客の求めるところですから、ドラッカー理論なんかは字幕で処理していいのです。
実にうまく映画化したな、と感心しました。ただそれで★が4つなのかは別です。
そして、ブログを始めて、2年半のこの記事でちょうど1000回目です。
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by lawrence1107 | 2011-06-08 15:04 | 学びの人生