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この道、映画とともに31年

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1980年の3月26日に会社勤めを始めて、今日でちょうど31年になります。

京都の大学を出て、入ったその日から「マネージャー」という役職者。
「こらぁ気合入れて、やらないかん」と学士風を吹かせて
当時の女性店長たちから、「総すかん」を食らったのが、その1か月後。

神経性胃炎で、早退を2度したのがその5月。

それ以外、一日も欠勤ということをせずに今日まで来られました。

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その頃映画館でやっていた映画は「エイリアン」
奇しくも来週高知で「午前十時の映画祭」で上映します。

入って一年目のころは、休みは毎週月曜日。
でも「講習」という名の勉強会が多くあり、月に休みは二日程度。

映画に行くより、くたばっていて、社会人一年目は9本しか映画館で観ていません。

マネージャー、専務、社長と経てきて
デスクワーク系が増えてきて、体力的には現場より楽です。
少々の体調悪でも、出てこられますし、座っていられます。

欠勤なしを、誇るでなく
「病気には月曜日になる」を誇りたい、と思うのです。

熱が出ることも少なく、インフルエンザには人生で一度もかかったことがない。

体調悪の日曜日に、ど~んと熱が出だして
月曜は死にかけぐらい寝たきりで、火曜の朝には元気になっている
というようなことも、何度かありました。

みんな、欠勤知らずはこのパターンです。

「遅れず、休まず、働かず」では意味がないのですが、
組織のトップというのは、「四六時中仕事」です、頭の中は。

いつもオンとオフの切り替えを大切に、と思っていましたが
近頃は、いつもオン、いつもオフと 考えが変わってきました。

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この「ET」を観たのが社会人3年目の夏です。
感動して、感動して、何度も観ました(当時は入れ替え制ではないので何度も観られた)。

仕事が面白くなってきたのが、きっとこのころ。

美容師の働きを数値化する、ということに着手し始めたころ。
これぞ、出番と思ってやってきました。

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6年目の夏「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を観ました。
店舗を出しては、人が辞め、店舗数だけ増えてスタッフが減り、売り上げも・・・のころ。

過去へ帰りたい、未来が見られたら、とどれだけ思ったことか。
人づくりですよ、基礎は。

時代は平成に変わり、9年目で専務職になる。
外様の素人(美容師でない)がこんな出世をしていいのかしらと戸惑いつつ
決死の作戦が「当たり」、大ブレイクの時代へ。

3年後に社長に。
この間、10年間で10本程度しか映画を観ていません。
楽しかった仕事と、結婚と育児とで、映画どころではなかったようで。


長男5歳、二男4歳。
子連れの映画館通いがとともに、自分のための映画館通いも復活。

シネコンができるまでは年25~50本程度。

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今から7年前の2004年、高知にシネコン登場。
街の映画館と、シネコンで同じ映画をやっているという都会のような現象が起こる。

シネコンが優勢になり、街の映画館は「ミニシアター化」する。
そして、閉館へ。

物事に栄枯盛衰はつきものですが、
映画産業をとっても、自分の人生をとっても、凸凹なものです。

31年間、休みなしで来られたことに、まずは感謝。
32年目へレッツゴーなのであります。

by lawrence1107 | 2011-03-26 14:21 | 徒然なるまま