「離職率が低い会社はいい会社?」
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高知県中小企業家同友会の3月度例会です。
この会では、基本的には会員企業の報告・問題提起をもとに
会員が対話し、自分の学びと、人の学びを擦り合わせるという
学び方をしています。
僕も過去に例会では2回報告をさせていただいたことがあります。
この日の「出番」は、アイビスの武田恵社長です。
アイビスさんとは、前職から引き続いて、もう25年以上のお取引があります。
社員の方で、リグレッタを利用していただいている方も多数いらっしゃいます。
初めて、自社のソフトを開発していただき、
でっかいでっかい、オフ(ィス)コン(ピュータ)を1000万円(ソフト込・当然リース)
以上かけて開発・購入した記憶があります。
今でも、会社のパソコン(美容室専用は除く)、自宅のパソコンは
全部アイビスさんから購入。サポートを受けています。
この夜のタイトルは
「離職率が低いこと=よい会社?」というものでした。
たしかに、あの時営業で飛び込んできたYさんは、部長で頑張ったいらっしゃる。
ソフトを開発してくれた、まだ若かった彼もバリバリに頑張っている・・・。
新人時代にどやしつけた彼は、今部下を抱えて信望を持ってやっている。
聴講者はおよそ40人。
今回は、リクルートスーツに身を包んだ、4月入社の人たちも多く参加しています。
社会人になる前から、こういう話が聞ける会社って「素晴らしい」です。
進行係も、経験者・識者持ち回りで進められます。
左側が室長、右側が座長です。
僕はこの係が苦手なのです。
なるべく回ってこないように、いろいろ逃げ回っていました(過去のことです)。
1時間余りの「報告・問題提起」が終わりますと、
グループ別の討論が始まります。
主には「発表者から学んだこと」
「発表の内容から自社でも取り入れていきたいと思ったこと」
「もっと発表者に聞きたいこと」
などを自由論議で、闊達にしていくというのが同友会流です。
報告の時間1時間、グループ討論50分という時間割(なかなかこの通りにはいきませんが)
が、「聞くだけで終わらない、学びの会」たる同友会のポイントです。
そして、グループ討論が終わった後は必ず「グループ発表」があります。
3分程度に意見を集約する「話し方」「スピーチ力」の訓練にもなります。
最後に、報告者が質疑応答(各チームが文章で提出してある)。
このパートの20分あまりに、とても大切なことが集約されていることが多くあります。
(他人にはふつう言わない)会社の中身をさらけ出すことが多いからです。
だから20分で終わらないことが多いのですが、さすが武田社長は
ぴたりと20分で終え、おつとめを果たされました。
結論的には
離職率が低いのは、時代性にもよる。
バブル前後は独立も多かったのですが、安定して努力できる中身が
伴なわずに、デキ流む社員が増えて残り、デキない社員が減って離職率が
低い会社を目指したい、という事だったでしょうか。
どこもそういうものなんですね。
僕は個人的には、アイビスさんを「学ぶ集団」だと思っていますから
これからも長くお付き合いさせていただきたいと、願っております。
by lawrence1107 | 2011-03-19 10:54 | 学びの人生