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独断と偏見の映画評 75

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★★★★・・・絶対見るべし 
★★★・・・一見の価値あり
★★・・・悪くはないけれど・・ 
★・・・私は薦めない 
☆・・・おまけ

【太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-
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1944年、サイパン島での日米決戦。
米軍は沖縄、日本本土への攻撃基地としてのサイパン陥落に力を入れ日本軍を玉砕した。

日本人の住民とともに、敗戦まで徹底抗戦をした大場大尉の実話を映画化したものです。
1945年8月の敗戦後も、住民のみ投降させ、自分たち軍隊は
「上司の命あるまでは、投降せず」と500日以上にわたって
抗戦したという物語を、力み過ぎずに映画として表現しています。

米兵たちから見た、「不可思議な日本軍人のプライド」や
生命観も見せながら、竹之内豊の熱演で、ドラマを臭くさせずに
誇りある戦士たちの物語に仕上げた腕は、さすがというところです。
平山秀幸監督、アッパレ。  ★★★★

【あしたのジョー】
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1970年代に「少年マガジン」で「巨人の星」と同時連載になり
マガジン帝国を作り上げた時代の漫画がリバイバルで、ブームになって
ついに実写化実現となりました。

あの全20巻の長いジョーの戦いの力石戦までを描いたアニメ「あしたのジョー」
はそこそこ有名ですが、燃え尽きるまでの戦いを描いた「あしたのジョー2」は
おまけでした。

実は、以前に実写化されたことがあるんですよ。
昔はなんでも流行ったマンガ、歌謡曲は実写化していましたから。
主演は石橋正司だったと記憶しています。

ちなみに「巨人の星」は舞台化されましたが実写化はいまだに為されておりません。
(舞台版の飛雄馬は志垣太郎、一徹は市川染五郎さんだったと記憶する)

さて本編。キャスティングがいいですね。
ジョーに山下智久、力石に伊勢谷友介、白木葉子に香里奈、
そして丹下段平には世紀の怪演=香川照之が・・・

熱狂した少年時代の漫画が実写で動いている、それだけで
そしてあの時代が、見事に再現されているCGも大歓迎。

本格的にトレーニングして、真似事でない画面を作り上げた俳優さんたちに乾杯。★★★

【幸せの始まりは】
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アカデミー賞の主演女優賞(リース・ヴィザースプーン)、
主演男優賞、助演男優賞(ジャック・ニコルソン)、
監督賞、作品賞(ジェームズ・L・ブルックス)が組んだラブ・コメディのほっと作品。

31歳になってソフトボールのアメリカ代表から外されたヒロインは
心が空っぽになって、しまい自分の空虚さを何に向けていいのかわからなくなる。

そこに現れたのは、ノー天気なメジャーリーガーの友達と
父親の脱税行為の代役で刑務所に入ろうか悩んでいるダメ2世経営者のふたり。

彼女が行き着くところは・・・という軽~い、楽しい映画です。

ヴィザースプーンの演技軽妙、ニコルソンは近頃こんな役多いね。★★

by lawrence1107 | 2011-02-27 00:59 | 映画マイラブ