独断と偏見の映画評 59
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★★★★・・・絶対見るべし
★★★・・・一見の価値あり
★★・・・悪くはないけれど・・
★・・・私は薦めない
☆・・・おまけ
【インセプション】
脳の中のプランを盗み取る男を主人公にした、昔風に言えばSF映画です。
でも今の映画は映像表現が多彩で、CGを使っているアクションやドラマでも、現実でないことといえば、これも昔風に言うと「SF映画」ということになってしまいます。
ディカブリオくんは、前作「シャッター・アイランドむでも、自分の妻を殺した男を虚構の中で探すという役に挑戦していて、近頃は幻想の世界の映画にはまっているように見えます。
正直この映画、一度見ただけではよくわからないところがあります。どこからどこまでが夢、現実、誰の世界というのがたたみかけられるように出てくるので区別がつかなくなります。
150分はさすがにきつい。どうも苦手なジャンルの映画であります。★★
【トイストーリー3・3D】
CGアニメのさきがけ「トイストーリー」が帰ってきました。それも3Dになって・・・。
ストーリーはよく練られています。シンプルに感動と笑いを誘った1作目に匹敵するほどストーリーはいいです。
カウボーイのウッディ、スペースレンジャーのバズ、バネ犬のスリンキー、貯金箱なのに顔のパーツがすぐに落ちてしまうポテトヘッド夫妻、宇宙から来た3人セットの「神様~」(名前忘れた)、2作目からのカウガールジェシーとプルズアイ、恐竜レックスに、本作で大活躍のバービー(爆笑もの)と生き生きキャラが勢揃い。
残念なのは3Dの独特の画面の暗さです。
元々、3Dで撮られた「アバター」はともかく、あとの映画は正直画面が暗くて辛い。
吹替えは大当たりの、唐沢・所チームで最高。
ほろ苦いハッピーエンドもピクサーならではの味。
これはもう一度2D(ふつうの上映というべきか・・・)で見たい映画であります。 ★★★
by lawrence1107 | 2010-08-10 19:20 | 映画マイラブ